生徒の投稿
馬木での造林体験
筆者:みかた麹杜高等学院 生徒
2023.06.22
仁多郡森林組合の方々に協力していただき、5月18日に馬木の山で造林体験をしてきました。
今回は、その造林体験の記事になります。
造林体験
今回の造林はヒノキの苗と鍬を持って山に植えます。僕が造林したとこは山の斜面で、苗を植える所は、森林組合の方がある程度予め掘ってくださっていました。
森林組合の人がおっしゃっるには、苗を植えるのに間を開ける長さが1.8メートル(鍬二個分)とのことなので、鍬二個分を繋げて穴を掘り進めていきます。
後、ヒノキの苗にも表と裏があるらしく、若干白くなっている葉っぱのほうが裏・緑色のほうが表とのことですが、どちらが表でどちらが裏かわかりづらかった(ねじれている苗は特に)です。
成長すると回転して表になるといったお話もありました。表になっている方は太陽が当たる方に向けて植えます。そうすることでしっかり光合成が出来、成長します。
ちなみに森林組合によると造林は、1haに苗を3000本植えるのが標準らしいです。
鍬を実際に持ってみると結構重たく、鍬を右手に持って木の苗を左手に持ちながら斜面の山に登るのは結構大変でした。
最初は森林組合の方にあけてもらった穴に木の苗を植えました。
木の苗を穴に立てるように置いて、土を鍬で埋めました。そして足のかかとで木の苗が引っ張っても抜けないぐらいに土を固めました。
ある程度木の苗を植えたら森林組合の方に案内してもらい、穴が空いてないところにも植えに行きました。
作業中は体のバランスが崩れそうになって大変だったので、鍬で地面を支えてバランスを取ったりしましたが、作業後は腰が痛くなって疲れました。
まとめ
今回造林を初めてしてみて大変でした。特に穴を開ける時は腰を使うので体幹が良くないとバランスをとるのが難しいです。僕は斜面に立っているだけで辛かったです。
造林に行った時期の気温がちょうどよかったり、花粉があまり飛んでなかったので良かったですが、これが夏や冬だと森林組合の方々は大変だな~と思いました。
自分は体力が少ないのですぐ疲れました。なので体力をつけようと思い、筋トレを頑張ろうと思います。最近は階段のとこで毎日数回は懸垂をしています。
今回の造林体験で造林の仕方を学んで勉強になりました。造林の仕方を森林組合の方に教えてもらってるとき優しく教えてもらったのでモチベーションが持てました。作業が大変そうで、すごいと思いました。