４月13日に、みかた麹杜高等学院で久しぶりの入学式が行われました。僕は生徒代表歓迎の言葉を３日前に考え、リハーサルをしました。

僕は式が始まる30分前に行き、明蓬館本校の先生方や新聞記者の人に挨拶をしました。そして少しだけリハーサルをしました。11時になり職員の先生の「ただいまより令和六年度みかた麹杜高等学院の入学式を行います。一同、礼。」という言葉と共に入学式が開始され最初は明蓬館高等学校の校長先生のお言葉をいただきました。

そして明蓬館本校の数学を担当する先生の挨拶を聞きました。

学院長の佐佐木さんも挨拶をされました。

大東駅前自治会長さんからお祝いのお言葉をいただき、自治会長さんの他にも同じ地域の自治会員さんや加茂遊学ファームの代表の方も来てくださいました。明蓬館高校や新入生さんが卒業した中学校からも祝詞をいただきました。

明蓬館本校の先生から新入生さんに教科書と学生証を渡されました。

次に生徒代表の歓迎の言葉があり僕の考えた言葉を読みました。次のような内容です。

「新入生さん、この度はご入学おめでとうございます。僕も先輩たちも、心より歓迎申し上げます。新入生さんと一緒に学生生活を送れることを、楽しみにしていました。

　私も３年前、新入生さんと同じように不安と期待に胸を膨らませ、緊張しながら入学式を迎えていました。今日はそんな、少しだけ早く高校生になった私から、学生生活を良くする秘訣を教えたいと思います。それは「わからないことはすぐに聞く」こと、です。既にこれができているなら素晴らしいと思います、ですが僕は入学したての頃これが苦手であまりできなかったのでストレスが溜まり、効率的に物事を進めることができませんでした。ですが学校に行っているうちに成長し「わからないことはすぐに聞く」ことが段々できるようになりました。これを大事にすることで、コミュニケーション力も向上し、良い学生生活を送れることができるはずです。最初はできなくても、少しずつできるようになったら、以前より成長した自分を褒めてあげることも大事です。毎日学校に来られているだけでもすごいので、自分を褒めてあげて、自分の心情を管理することも大事にすると良いと思います。

　ぜひ、みかた麹杜高等学院で充実した時間を過ごしてください。私たち先輩とも、素敵な思い出を作っていきましょう。分からないことがあれば、なんでも聞いてください。以上をもちまして、歓迎の挨拶とさせていただきます。」

発表するときに緊張しましたが上手に読むことができました。

次に新入生さんの挨拶があり、この学校に入学してやりたいことなどを自分の言葉で伝えておられました。三年間で卒業したいと言っておられました。その理由はお母さんを早く楽にしたいからだそうです。畑仕事の手伝いなどに取り組んでマイプロを頑張るそうです。

そして職員の先生の「以上をもちまして令和六年度みかた麹杜高等学院/島根・雲南学習センターの入学式を終わります。一同、礼。」という言葉で式を終わり、最後に記念写真を撮影しました。

式が終わった後、会食の準備をしました。最初はパイプ椅子などを運んで一か所にまとめて戻しました。次に折りたたんであるテーブルを出して長いテーブルができるように並べました。そして座る場所に座布団を置きました。次にすべての席に皿を並べました。お皿は会食で食事をする人が食べやすいような配置を自分で考えました。

会食で出てきた料理は、ささみピザ、玉ねぎピザ、割子そば、味噌玉の味噌汁、腸活サラダ、です。ピザやサラダはスタッフさんとその知り合いの人が作ってくれました。味は全部おいしかったです。

味噌玉は２日前に僕たちみかた麴杜の生徒たちで作っておいたものです。味噌玉は食べたい人が自らお湯を注いで食べるスタイルで、味噌玉にお湯を注いで、混ぜると味噌汁ができる仕組みです。僕は料理をすべて平らげました。